冷戦とクラシック―音楽家たちの知られざる闘い

冷戦とクラシック―音楽家たちの知られざる闘い (NHK出版新書 521)

かつて世界は二つに分断されていた。核戦争の危機も迫っていた。そのとき音楽家たちは―。「クラシック後進国」のアメリカから世界を魅了したバーンスタイン、ソ連にあって当局にも屈しないムラヴィンスキー、そして「壁」のあるベルリンに君臨した帝王カラヤン…。冷戦とともに歩み、冷戦の終結とともにこの世を去った音楽家たちの姿から、戦後クラシック界の興亡を描き出す。

歴史に絡めた偉大なる演奏家たちの生涯を描いた大変興味ある内容です。主にムラヴィンスキー、カラヤン、バーンスタインの一生を終えるまでが、歴史を背景として書かれており、これを読んだ後、今まで何気なく聴いてきたCDなども改めて聞きなおしてみると、新たな感動を覚えたりもしました。

グレングールドのロシアへの演奏旅行の話や、ショパンコンクールの話なども非常に興味深い内容です。クラシックのネタや裏話も満載です。年表までおまけでついています。



投稿者: efu

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