平均律クラヴィーア曲集を弾いてみようという無謀な挑戦

ピアノ初心者(1年ちょっと)で平均律を弾こうと考えるなんて、ほとんどのピアノの先生方は笑われることだと思います。「まずは、『インベンション』からやっていきましょうかね。」「あっ、その前にバッハの小品を弾いてみてポリフォニーになれてからにしましょうかね。」「それで、インベンションが終わったら『シンフォニア』をやりながら『フランス組曲』という感じで…」「というか、まずは『ハノン』でもやった方がいいんじゃないんですかね!ププッ(笑)」という、シチュエーションが浮かびます。これって、何か楽しいのかな?

まるで、和食を身につけるには、まずは皿洗いから。そして野菜の皮むきを3年やって、その中で目で盗むもんだ。みたいな感じに聞こえます。

和食職人とピアノは違うのでしょうけど、こういった流れって、目的はバッハを弾くということではなく、まずはバッハを経験して、古典、ロマン派へと進みましょうねって感じの流れですね。きっと。そして、その先には音大やピアノ演奏で生計を立てるとか、ピアノの先生になるとかいろいろ目的があるのでしょうが、趣味の自己満足のピアノにおいては、やりたいことをやって、挫折するのであれば、その時に、それを補う何かをすればよいのではと考えます。

極論を言いますと、別に奇麗に弾けなくても構わないのです。一部分でも、バッハの音楽に近づきたい。ワンフレーズでも弾けるようになれば、満足なのです。なんて、弾けない言い訳を語っていてもしょうがないんですけど、そういう動機で『平均律クラヴィーア曲集』を練習することになったのです。

ということで、まずはハ長調プレリュードからやってみましょうかね。この曲をご存じない方は少ないでしょうが、一応楽譜をアップしておきます。

ハ長調 プレリュードとフーガ

平均律クラヴィーア曲集1 ハ長調 プレリュード by efuplus
※再生時は音量に注意

この曲の難易度はあまり高くないと思われます。しかし、経験不足の私には、テンポを一定にして、タッチを均一にするという当たり前のことができない。まあ、チェンバロにはタッチの問題は少なかったと思いますので、最低限テンポを一定に保つことくらいはしないと笑われます。実際レッスンでは、先生から「ちょっと、すべってますねぇ」と簡単ご指摘のみで撃沈でした。次はもうちょっとまともに弾かないと…

で、プレリュードばかり弾いていてもしょうがないので、そのまま勢いでフーガに突入。4声のフーガですね。初心者が4声を2本の手で演奏するという素晴らしい試練です。まずは、各声部を音符をなぞり…片手ずつ練習…そして部分練習…そして両手を合わせてみると、バッハに申し訳ないような演奏です…でも、正直めちゃくちゃ気持ちいい。できれば次のレッスンまでに最後まで弾けるようにやっておこうと思います。



フーガを相変わらず苦戦中。4声が入り乱れるところは理屈でなく、指に覚えてもらうしかないようです。部分練習の繰り返し。しかしその先は果てしない満足感が待っているはずです。4声がすべて聞き取れるような素晴らしい演奏には程遠いですが、とりあえずもう少しです。(5/20)

昨日、レッスンでプレリュードとフーガを聴いてもらいましたが、当然のごとく15小節あたりから崩壊。次のレッスンまでには…(5/27)

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

投稿者: efu

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。