ベートーヴェン『ピアノ・ソナタ第8番、第14番、第23番』

ブレンデルのベートーヴェン

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第14番「月光」、第23番「熱情」
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)
録音:1993年、1994年(ドイツ)

ブレンデルの演奏を聴くのは何年ぶりでしょうか。しかもベートーヴェンの『三大ピアノソナタ』。数あるベートーヴェンの『三大ピアノソナタ』のCDの中からあえてブレンデルをチョイスする理由は何なんでしょうか。ブレンデルが好きだから…または、ベートーヴェンが聞ければ誰でもいいのでとりあえず…もしかして私みたいにたまたま中古で安かったから…

私のブレンデルの印象はどうしても地味な印象があって、なかなか手が伸びないのです。食べず嫌いみたいなものでしょうかね。

そんななか、改めてブレンデルの演奏に耳を傾けてみました。

まず、『ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」』から。うーん、なんというか、技術的にどうのこうのとかないのですが、いかにもドラマティックに仕上げたい感じがありありと見えます。直観的な演奏といいますか。ブレンデルが思い描くベートーヴェンはこうなんだ!って感じで、結局それが好きか嫌いかということろに行きつく感じがしますね。

あらためて、CDレビューをみてみますと、

『演奏様式そのものが国際化している中で、ブレンデルはベートーヴェンの解釈の`新しさ`を探りだし、しかもそれが見事な響きのコントロールによって、鮮やかに体現されている』(レコード芸術誌特選)と絶賛を博した≪月光≫。≪悲愴≫は、曲の内面を深く掘り下げた、ブレンデルの沈着で知的なコントロールが感じられる演奏が展開されている。ブレンデル3度目の録音となった≪熱情≫も併録。(ディア掲載レビュー)

なるほど!私が感じる直観的演奏とは「曲の内面を深く掘り下げた、ブレンデルの沈着で知的なコントロールが感じられる演奏」ということだったのかぁ。

非常に微妙な感覚的なレビューですが、少々納得しました。

はっきり言いますと、やはりシューベルトとかのほうが、はまっている感じがします。

私自身のブレンデルの印象が、「硬い」「真面目」「偏屈」「頑固」などと、いろいろ凝り固まっているので、すっと入ってこないのです。

ちょうど、最近はやりの「ピアノの森」の雨宮修平の父を思わせるイメージです。

うーん、眼鏡が似ているだけですかね。つまり癒しのピアニストだったということですかね。

ブレンデルのCD

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第23番「熱情」 ブレンデル・ライヴ・イン・ウィーン




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投稿者: efu

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